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テレビ・ラジオ出演等のインタビューまとめ記事です。
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尾崎亜美(以下、尾)「いや~呼んだら来てくれちゃうんだと思って」
遠藤賢司(以下、遠)「当たり前だよ。亜美ちゃんが呼んだら来ない訳にはいかないよ」
尾「本当ですか?何処でも来てくれますか?」
遠「ええ。何処でも来ますよ」
尾「今日は本当にありがとうございます。」
遠「いえ、こちらこそ呼んでくれてありがとう」

尾「私もデビューするまではお逢いすることもかなわなかったし、デビューをして…日比谷野音でしたっけ?運命の出会いを果たしたのは…」
遠「覚えてないんだけど…(笑)」
尾「リハーサルから凄い迫力を持ってらしたのに、私の楽屋にトントントンっていらして「遠藤賢司です。友達になって下さい」って(笑)」
遠「俺、そんなこと言ったっけ?(笑)」
尾「覚えてないんですか?」
遠「覚えてないんだよね。前にも一回聞いたんだけど…」
尾「何事?!と思って「ハイ、ハイ」って聞いてたら「でもね。普通友達になってねってハイって言ってもらっても普通友達になれないんだよ」っておっしゃって。」
遠「俺が?!(笑)」
尾「じゃあどうすれば良いんですか?って聞いたら「ご飯食べるんだよ!」って」
遠「俺、本当に忘れてるんだよ。嘘ついてないよ(笑)」
尾「それでどうするんですかって聞いたら「カレーライス好き?作れる?」って」おっしゃって。作れますよって言ったら「じゃあさ、一緒にカレーライス作ってパーティーしない?」っておっしゃって。で、ウチでカレーライスパーティーをすることになったんです」
遠「ああ。やりましたね。でもそれって可愛いよね」
尾「可愛いですよね。」
遠「カッコイイよね。いい奴だよ。清々しいよね」
尾「カッコイイです。私も使おうかと思いましたけど」
遠「でも、言わないまでも友達になってくれってのはあるよ。根が寂しがり屋だから」
尾「あんなにガーン!っていくのに」
遠「そういう奴に限ってそうなんだよ(笑)」


尾「(エンケンさんの)このエネルギーの源ってなんだろうって・・・」
遠「俺は昔から歌うときって思うんだけど、18歳の時にギターを弾き始めて、ボブ・ディランの曲を2曲ぐらい弾いて「自分の事を言った方が早いなって思って。
まずギターで琵琶の音を出そうと思って。琵琶とシタールの音を出そうと思って『猫が眠ってる』っていう曲を作って。
世の中の事も宇宙のことも全部、音で表現してやろうと思って。だから、いまだにやろうとしている事が沢山あるから、それがエネルギーに見えるのかもしれない。
かき集めて、自分のものにして、魂で出して。自分が聴く為にやってるから。
つまり、人に聴いてもらいたいとか・・・そりゃ、あるよ勿論ね。でもそれ以前に、俺に、聴かせてやりたいんだよね。
俺が生まれてきた、存在を確かめたいんだよね。
だから歌ってるんだけど。それがエネルギーだって言われるんだけど全然意識してない。だっていろんなことやってやろうと思ってるから」


尾「エンケンさんって色んな発声法で歌われますよね」
遠「そうだね」
尾「『寝図美~』なんて、どこからあんな可愛らしい声が出てくるんだろうって」
遠「アレは裏声だよね。裏声の区別は分かるんだけど、あんまりどういう発声法とかって考えたこと無くて。
タイニー・ティムって人が海外にウクレレでやってる人がいて、凄く綺麗だなって思って。その前に牧伸司もいて凄い人で。加山雄三も弾いてて、カッコイイなと思って。
ウクレレって本当に簡単で良いなって。道端でウクレレを買って、凄く安く売ってて。今は10万くらいするよね。カマタのウクレレが1500円くらいで売ってて。そういう時代があったの。
その時はニール・ヤングが好きで、色んな声が混じったようなの、ああいうの歌ってみようかなって思って。『寝図美』って猫の名前なんだけど」
尾「ネズミって字が違うんですよね」
遠「寝てる姿が図々しくて美しいから、寝図美っていう名前にしたんだけど。どんな悪い野郎でも、とんでもない奴でも寝てる時は皆可愛いじゃない。そういう意味も含めて」
尾「私、寝図美ちゃんの歌は妙に心に残っていて。」
遠「アレは良い歌だよ。自分で言うのもなんだけど。
大滝くん以外のはっぴいえんどのメンバーとで、『満足できるかな』っていうアルバムに入ってるんだけど。皆でもう笑いながらやってるんだよね。
俺はあんまりそういう言葉は好きじゃないんだけど、コレはやっぱり青春なのかなって。可愛いな~って思うよ。
こういう気持ち忘れちゃいけないって。無理矢理青春なんかにしちゃいけないんだけど、コレは音楽の基本だなって。
歌ってる俺も裏声だし、これ自体可笑しいんだけど、しかもウクレレ持ってるし。それだけで楽しいんだよ。それも途中で止めちゃうんだよ。あんまり可笑しくって。「ゴメン、もう一回!」って。それもちゃんとレコードに入ってる。細野晴臣が「ハイ、もう一回」って、ドラムの松本君が足踏みして。アレは素晴らしい。」
尾「セオリーがあってドラムがあってこういうフレーズがあって・・・っていう、まるではめたような音楽が沢山ある中で、歌があってその為にミュージシャンが集まって、どういう音楽を作っていこうかって知恵を絞っていくというものですよね。
遠藤賢司さんの音楽は絶対そういうものだなって」
遠「やりたいことが沢山あるからね。だからいまだにエネルギッシュって言われるのはそこからかもしれない。」
尾「やる方法もちゃんと持っていて、出来てるというのはとても幸せな事だと思います」
遠「そうだよね」


尾「コレ凄いですよね。(DVDのジャケットを手に取りながら)『不滅の男(エンケン対日本武道館)』
キラキラに写ってるのがエンケンさん自身ですよね。」
遠「05年に発売されたんですけど、アルタミラピクチャーズの社長がいて、ライブ映画を撮りたいと。どこで撮りましょうかっていうので「武道館でやりたい!」と。監督は誰がやるんですかって聞いたら、誰もいないっていうから、じゃあ俺がやるって。」
尾「ノウハウはあったんですか?」
遠「音楽作るときと一緒だなって思ったの。心の中で見える映像をどこまで表現できるかというのが音楽だと思っているから。
8台くらいのカメラが回ってるの。無人の武道館で。」
尾「無人の武道館で・・・逆に行った事が無いですよね」
遠「凄い迫力だよ。」

遠「スタッフは100人くらいいるんだよ。」
尾「お客様がいらっしゃらないんですよね」
遠「そう。それで俺が『夜汽車のブルース』とかやりきった!とか思うでしょ。「シーン」としてるんだよ!一人ぐらい拍手しろ!って思うんだ(笑)スタッフに嘘でもいいから拍手しろって思うくらい怖かった。
その為じゃないんだけど、切羽詰っちゃって。1日で撮り終えないといけないってのもあって。
途中で「今日はもう止めてもいいかもしれない」っプロデューサーの人に言われて。
イヤイヤ、やる!って。そう言われると返ってやりたくなっちゃう(笑)」
尾「良かったですね。そう言って下さって」
遠「計算したかもしれないけどね。俺がそういうタイプだろうと思って。」
尾「戦いは、どうでしたか?」
遠「なんていうんだろうな。・・・・・・「至福」だよね。誰もそんなことやってないじゃない。たったひとりぼっちで。しかも映画作って。」

対談後、新曲『君にふにゃふにゃ』をテレビで初披露。


●NEWアルバム『君にふにゃふにゃ』について
尾 「最近また楽しいものを出されたとか。私はメールで知ってるんですけど。へんてこりんなタイトルでカッコイイですよね。」
遠 「ええ。『君にふにゃふにゃ』というタイトルで9月9日に」
尾 「ふにゃふにゃなんですよね(笑)前回「不滅の~!!とかってバーン!って(演奏を)お届けしたんですけど。どういった意味合いで『君にふにゃふにゃ』なんでしょうか?」
遠 「やっぱり女の子って凄いなって、歳と共に思うんですよ。女の子には敵わないなって。」
尾 「男の子はふにゃふにゃが良いって・・・」
遠 「そう。女の子にはふにゃふにゃだなあって(笑)」
尾 「昔は『日本男児とは!』って余分な事を色々男の子は背負わされていませんでした?」
遠 「仕事の時はそういうのはあるかもしれないけど、家帰ったら皆、ふにゃふにゃだと思いますけどね。ふにゃふにゃになれない奴は寂しいですよね。そういう場所が無かったら寂しいですよね」
尾 「そうですよね。脆いですよね、ふにゃふにゃになれなかったら。カキっていなきゃ!って思うとツンと押されるとこのまま転ぶ、みたいな感じがするから・・・ふにゃふにゃの方が実はしなやかで強いですよね。」
遠 「不滅の男って出してるから、実は俺だって悩んでるんだよって言ったら「えぇっそうなんですか?!って(笑)当たり前だよね~!」
尾 「エンケンが悩むなんて~?!って(笑)ファンの人は「エンケンさん!いつまでもバリバリでイっちゃって下さい!」って感じですよね」
遠 「ステージではそれでいいんだけどね」


●ライブパフォーマンスについて
尾 「そういえば北海道でご一緒した時に、背中に小さいアンプを背負って、オープニングでいきなり客席に降りて走り回ってギターを弾きながらドオーッってここ(背中のアンプ)から音出しながら、それでまたステージに戻ってきて歌舞伎の見得を切る登場の仕方をされていて・・・身体も鍛えてらっしゃるんでしょうね」
遠 「ええ。鍛えてます」
尾 「ピシっとした体型されていて。私いつも言うじゃないですか、本当にいつもカッコイイですよねって。やっぱり努力というか、それが気持ち良いんですかね?」
遠 「鍛えてないと歌えないですよ。まず。アンプを背負って走るっていうのも、多分ね、鍛えてなかったら10m持たないと思う。立った瞬間に不滅の男を歌うとしますよね。立った時に決まるんです。ちゃんと鍛えてなかったら3秒持たないです。頭も身体もちゃんと鍛えておかないと駄目ですよね。」
尾 「アンプって何kgぐらいなんでしょうか?」
遠 「あれはね、10Wだけど・・・重さは分からないな。でも下手すりゃ後ろに倒れるね」
尾 「グラっていっちゃいますよね。よっぽど下半身でグっとしておかないと・・・」
遠 「多分テレビ見てる人はよく分からないと思うんだけど、要するに、登山の用具を引っ掛ける背負子みたいなのの上にこれぐらいの(40×40位?)アンプを・・・本当はね、マーシャルのアンプにして家で練習しようかと思ってたの(笑)」
小 「マーシャルは重くて無理だよ~」
遠 「コレぐらいのアンプにして・・・それでも重いんだよね。ギターも重いでしょ。俺はステージの下に飛び降りたりするから、マーシャルにしなくて良かった~って(笑)」
尾 「ステージから飛び降りると物凄く足に負荷が掛かるかと思うんですけど・・・(小原さんに)へっちゃらなんだよ!?」
遠 「へっちゃらでもないけど・・・(苦笑)」
尾 「これぐらいのスピードかな?って思ってるのより、倍は早いから!」
小 「アメリカのビーチで名物の人がいて、ローラースケート履いてて後ろでアンプ背負ってジミヘンみたいなギターを弾きながらバーッってやる人がいて・・・」
遠 「ああ。そりゃ俺の真似してんだ。」
尾 「あはは」


遠 「昔は嫌いだって思った人の中でも、ちゃんとやってる奴っているじゃない。そういう奴はやっぱり良いな~って思って。特に所謂ラブソングをちゃんとやってる奴は良いなあって。俺はこうなんだよって思うことは、人に対してのラブソングだ。広い意味でそう捉えてちゃんとやってくれよって思うんだよ。」
尾 「遠藤賢司さんも、いつまでもこのままで」
遠 「いきたいよね。三人ともこのままで」
尾 「そうですよね。私も還暦越えても少女の歌を歌ってみせる!頑張ります!」
遠 「俺もそうだよ。俺もそう。逃げたくないよね。やっぱり歳取っても歌いたいのは恋の歌だと思うよ」
尾 「恋の歌ね」
遠 「恋の歌は重要だと思う。真実の魂の叫びだよね。音楽はそのためにあると思う」
尾 「よし!ラブソングをつくるぞ!」
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